ピラティスとリメディアルマッサージは抜群の相性

ピラティスとリメディアルマッサージ

こんにちは、ザカリです。

昨今は、日本でも理学療法士という名を出さずにパーソナルトレーナーとして開業される方が増えてきているようです。

そこで今日は理学療法士・パーソナルトレーナーとリメディアルマッサージセラピストとが一緒に仕事をするメリットについてお話ししたいと思います。

日本のPT

パーソナルトレーナーとして開業したい。誰かとコラボしたいな。

ザカリ

オーストラリアでは理学療法士とリメディアルマッサージセラピストは一緒に働く機会が多いですよ!

この記事でわかること:

  • オーストラリアの理学療法士クリニックについて
  • ピラティスルームの設備
  • リメディアルマッサージセラピストとコラボすると良い点

オーストラリアでリメディアルマッサージセラピストの資格を取られる日本の若者も増えてきましたし、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

目次

リメディアルマッサージセラピストと理学療法士が一緒に働くメリット

筆者が暮らすオーストラリアではリメディアルマッサージセラピストと理学療法士が一緒に働くことは多いです。

なぜならこのようなメリットがあるからです。↓

  • フィジオセラピスト(理学療法士)によるリハビリサービスでクライアントのインナーマッスル鍛え、その他の筋肉の強化をはかる
  • リメディアルマッサージセラピストによる筋肉・筋膜のリリース

この二つの組み合わせにより、クリニックに来られるクライアントの方々の健康改善をスピードアップすることができるからです。

しかし、日本では理学療法士は法律上の関係で、医師の指示下で理学療法をおこなうことと定義されています理学療法士業務指針

これは、本当にもったいない事実だと思います。

対してオーストラリアはリハビリ先進国なので理学療法士(フィジオセラピスト)は簡単に開業することができます。

筆者・リメディアルマッサージセラピストが働くクリニックも理学療法士が経営しているところです。

ですが、例えば日本の理学療法士さんがパーソナルトレーナーの資格でも取得して開業することなんかできれば、リハビリを兼ねたピラティススタジオなどをオープンしたりすることも可能です。

ピラティスのマットクラスとマシーンクラスで筋肉強化

まず、こちらの理学療法士クリニックでは、クライアントの方々に以下のようなサービスを提供しています。

マットクラス

ピラティスマットクラス

マットクラスはだいたい2〜4人ぐらいの少人数制です。少ない人数でやることにより、インスラクターさんも一人ひとりのクライアントの動きをしっかり見てくれます。私が働く理学療法士さん達も、いつも真剣に各クライアントさん達の身体の問題の改善策を探しながらあらゆる方法でサポートされてます。

場所を選ばないので、スタジオが多少狭い場所でも始められやすいですよね。

マシーンクラス

ピラティスマシーン

こちらは日本でも人気のリフォーマーですね。
実は、筆者・ザカリも仕事後の夕方にはこのピラティスマシンクラスに、週に一度やっております。私のリメディアルマッサージ室のとなりがピラティスマシンルームですので、ドアを開ければピラティスクラスに参加できてしまう手軽さです。

マシーンクラスも少人数制で3〜4人を目安にしてます。
勤め先のクリニックでも頻繁に使われているマシンだと思います。

ピラティスキャデラック

キャデラックは場所を取るので、大きめのスタジオでないと、設置するのは難しいかもしれませんが、キャリッジを使うリフォーマーとは違い、横になって安定した体制でインナーマッスルを鍛えることができます。

筆者・ザカリも理学療法士さんのプログラムにより使うこともあります。

クラスは3、4人いても、一人ひとりやることは違います。クライアントの身体の問題はそれぞれ違いますので、理学療法士・インストラクターが決めたプログラムに沿ってリフォーマーを使ったり、用途別にキャデラックを使ったりするわけです。

ピラティスラダーバーレル



若い女性が、ダンサーのようにラダーバーレルを使い多彩な動きで腹筋や背中の筋肉を鍛えるようなことは、クリニックでは使ってはいないようです。(もちろん、筆者には無縁のエリアですね。)

こちら理学療法士クリニックでは、ラダーバーレルはどちらかというと筋肉強化という意味で使うより、背骨を柔軟にさせるために使っていることが多いです。

リメディアルマッサージで筋肉リリース

組み合わせが最高なピラティスとリメディアルマッサージ

別々に働くよりも、リメディアルマッサージセラピストとピラティスインストラクターが共に働くことが、クライアントの健康改善の向上のためにも良いことであることは先にお伝えしました。

クライアントへのサービスはそこがメインです。

目線を少し変え、クリニックスタジオを経営する立場から見てもプラス面はかなりあります。

それは、リメディアルマッサージセラピストのクライアントとピラティスのクライアントをお互いに紹介し合うことにより、クリニック全体の収益も上がります。リメディアルマッサージセラピストは、ピラティスのクラスを口づてで紹介できますし、またその逆もあります。ある意味とても良いマーケティング手法ですね。

クリニックのクライアント数はこれでかなり上がります。

クライアントさん達も、理学療法士・インストラクターとリメディアルマッサージ師の両方からサポートを受けることにより安心感を与え、セラピスト対クライアントの相互関係が一層深まるわけです。

これはクライアントのリターン率にも繋がりますので、オーストラリアの多くの理学療法士クリニックはこの方式を使っています。

まとめ

この記事では、ピラティススタジオを開業されようと考えているパーソナルトレーナさんにリメディアルマッサージセラピストと一緒に働くメリットに関して説明させていただきました。

リハビリ先進国のオーストラリアでは、リメディアルマッサージセラピストを起用してビジネスを展開されるクリニックが数多くあります。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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